高画質で残したいならこれ おすすめRAW対応コンデジ5選

デジイチでは当たり前のRAW撮影機能だが、コンデジ・レンズ一体型では少なかったりする。今回は新製品を中心にRAW撮影機能が搭載されているカメラを紹介しよう。

[野村シンヤ，ITmedia]

　デジタル一眼カメラなら普通に備わっている「RAW」撮影機能。撮影後、自分のイメージ通りに画像補正するなら欲しい機能だが、コンパクトデジカメの多くは実装されていない。数少ないRAW撮影可能なコンパクトデジカメを紹介しよう。なお、一枚あたりの撮影サイズが大きいので、メモリーカードは大容量のものを用意したい。

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PowerShot G1 X Mark II（キヤノン）

PowerShot G1 X Mark II

　1.5型の大型CMOSセンサーに大口径のF2.0-F3.9レンズを搭載した高画質カメラ。デジタル一眼カメラは重くて持ち歩きたくないけど、画質は妥協したくないという人にとっては注目したい製品の一つ。円形ボケが楽しめる9枚羽根絞りを搭載しているので、美しいボケ味も楽しめる。

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COOLPIX P340（ニコン）

COOLPIX P340

　RAW撮影機能を搭載しているコンパクトデジカメは高画質機が多いので、どうしても価格が5万円以上になることが多い。その点、こちらのカメラは実売価格3万円前後で購入できる点が最大の特長。レンズもF1.8-F5.6と明るく、1/1.7型の大型裏面照射型CMOSセンサーを搭載してるので高感度もそこそこ強い。約194グラムと軽量なのもいい。

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DSC-RX100M3（ソニー）

DSC-RX100M3

　大型センサーのコンパクトデジタルカメラと言えばソニーの「RX」シリーズが有名。その最新モデルは、1.0型の裏面照射型CMOSセンサーに、24〜70ミリの「ZEISSバリオ・ゾナーT＊」レンズを搭載。従来機よりもワイド撮影に強くなった。美しくキレのある画質は、RAW現像のやりがいもあって楽しい。

• →「RX100」「RX100M2」「RX100M3」は何が違う？　どれが買い？　徹底検証

EX-100（カシオ計算機）

EXILIM EX-100

　28〜300ミリの高倍率ズームレンズを搭載し、しかも全域でF2.8をキープしてくれるので、さまざまなシーンで使えるカメラ。そのほか、一度に9種類の写真が撮れる「2軸ブラケティング」など楽しめる機能が満載。HIGE SPEED EXILIMシリーズといえば高速連写がウリだが、RAW撮影は1枚撮影時のみの対応となる。

• →カシオ、全域F2.8 光学10.7倍ズームの2軸ブラケティング搭載機「EX-100」

FinePix S1（富士フイルム）

FinePix S1

　レンズ一体型の“ネオ一眼”デジカメも実はRAW撮影に対応している製品が少ない。その中でこちらの製品は50倍の光学式ズームレンズを搭載し、24〜1200ミリとさまざまな撮影領域に対応。しかも防塵防滴構造を採用しているので、屋外などで気兼ねなく使える。高倍率ズーム機＋RAW対応を考えているユーザーは要チェック。

• →防じん防滴50倍ズーム「FinePix S1」など、富士フイルムより高倍率ズーム3モデル