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第5回 PULSENSE Viewでカロリー管理「PULSENSE」のある生活

PULSENSEの連携アプリ「PULSENSE View」には、摂取カロリーを記録する機能があります。このカロリーの記録方法がちょっと変わっていて、食事のタイミングと量から、ざっくりとしたカロリーを設定できるのです。

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 気が付けば、「PULSENSE」のある生活も1カ月が経過していました。1日も欠かさずPULSENSEを装着した結果、脈拍を常に確認していたことで、階段の利用頻度が増え、歩くスピードを意識するなど、間違いなく日中の活動意識は変わりました。このペースでいいのだ、と自信をもって動けるというのは、行動するうえでとてもありがたいことです。

 さて。そんな1カ月が経過したわけですが、実はこれまでほとんど触れてこなかった機能が1つあります。それはPULSENSE Viewの食事管理機能です。

PULSENSE View
やりたいけれど、なかなか続かないのが食事管理

 これまでいくつものデバイスの食事管理機能を試してみたんですが、これがかなり難しいジャンルなんですよね。活動量はデバイスを装着するだけで勝手に測定してくれるのに対して、食事内容は自己申告しかない。何を知りたいか、食事の何を管理したいかによって登録内容も変わってきますし、入力の手間も大きく変化します。

 PULSENSE Viewの入力項目は、なんと日時とカロリーだけ! かなり思い切っています。写真撮影機能もなければ、カロリーデータベースもない。単純に日時とカロリーを登録するだけなんです。

 アプリの画面右下にある鉛筆のアイコンをタップし、オレンジ色の「+」ボタンをタップします。すると入力フォームが現れます。あとは時間、食事の量、カロリーを設定し、チェックマークをタップすれば登録されます。時間はターゲットバーと呼ばれるオレンジ色のバーを動かすことでも決められるようです。

PULSENSE View
鉛筆アイコンをタップすると入力画面になります。「+」をタップしなくても設定画面になってくれると1手間減って嬉しいんですが

 では、肝心のカロリーってどうやって知ればいいの? と疑問に思いますね。ここがPULSENSE Viewの食事管理機能の非常にユニークなところ。どうも食事のタイミングと量から、ざっくりとしたカロリーを設定できるようになっているようです。

PULSENSE View
6時の「普通」は378kcal
PULSENSE View
12時の「普通」は636kcal
PULSENSE View
19時の「普通」は775kcal

 例えば、今朝は少なめだなと思ったら「少な目」を選択。するとカロリーは「219kcal」と設定されます。トースト1枚に珈琲くらいの量でしょうか。普通は「378kcal」。卵とちょっとしたフルーツなどが入るとこうなりそう。多めは「477kcal」。もう100kcalくらいプラスなので、ソーセージが2本くらいの量かもしれません。

 これがお昼になると少な目は417kcal、普通は636kcal、多めは875kcal。17時を境に、夜になると少な目636kcal、普通775kcal、多め1133kcal。夜になるにつれて、設定されるカロリーが増えている! カレーライスは、普通が700kcal前後、カツカレーが900kcal前後。かなりおおざっぱですが、なんとなくそんなカロリーかも? というあたりになるというわけです。

 こんな設定方法、これまで見たことありません(笑) 食事データの登録はほんとうにネックで、カロリー計算や栄養素などを気にし出すとほぼ1日で挫折。大抵の場合続かないと思いますが、これならおおまかな摂取カロリーはカバーできそう。

 ただし、朝からカレーや牛丼を食べてしまうような方の場合、おそらくここで設定されているボリュームの規格外だと思うので、独自の申告が必要かもしれませんが……。あとは間食の多い人向けに、間食モードもあるとうれしいですね。

PULSENSE View
メーター画面ではカロリー収支が一目瞭然に。棒グラフでは食事をしたタイミングも分かります

 ここで入力したカロリーはメーター画面で「摂取カロリー」として総消費カロリーと対比されます。私も以前に増して太りやすくなってきたので、これからは運動強度に加えて、カロリー収支も意識して使ってみたいと思います。

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