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» 2015年01月23日 11時00分 UPDATE

消費カロリー台無し企画:Ingressメシ【第2回】美味しいものをハックせよ! 煮込み、焼き鳥、メンチカツ――浅草食べ歩き道中

歩き回ったらお腹が空く。ダイエット? 知らんがな! うまいもん食べたい!

[山口恵祐,ITmedia]
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 本連載Ingressメシは、「Ingressでやせる!」などという無茶なことは言わずに、ゲームを楽しみがてらポータル付近のおいしそうなものを思うさま喰らって、「せっかく歩き回って消費したカロリーを台無しにして帰ってくる」ことを目的とするものである――。

 第2回の今回は、東京の下町でおなじみ「浅草」にやってきた。ここは歴史的建造物の宝庫――つまりポータルが数えきれないほど点在している場所だ。ユニークなオブジェが街に多すぎて、逆に「これポータルじゃないの!?」なんて思ってしまう場面が山ほどあるところ。

 そして、浅草には美味しいものがいっぱいある……!

少し歩けばポータルに当たる

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 時刻は午前11時過ぎ。観光客で溢れかえっている雷門をくぐり、仲見世通りを進んでいく。平日で年齢層が高いためかIngressの世界は落ち着いており、現時点では緑が優勢。少し移動するたびにポータルがいくつも圏内に入ってくるので、人にぶつからないよう注意しながら歩きつつ、サクサクとハックを繰り返すことができる。

 ただ、浅草は比較的ポータル陣営の転換が激しい場所なので、高レベルのポータルが密集しているわけではない。高レベルのアイテムを入手しに行く場所(ファームと呼ばれたりする)というより、ポータルに初訪問したときのスコアであるユニークポータルハック数稼ぎに向く場所かもしれない。

ポータルを3つ繋げてコントロールフィールドを作ろう

 一通りあたりを周っていると、仲見世通りに沿って縦に存在するポータルが西にあるポータルとリンクされておらず、空間になっていることに気づいた。ポータルをハックすると、ポータルキーというものが手に入るのだが、この鍵を使うとポータル同士を繋げる(リンク)ことができるのだ。更にポータルを3つリンクして三角形を作ることでCF(コントロールフィールド)が構築でき、内側が自軍の色に染まる。

 IngressはこのCFの大きさを競い合うのが主なルールであると共に、リンクすることで経験値(AP)が手に入るので、低レベルのうちは積極的にリンクを繋げて経験値を稼いでいきたいところ。

ky_ingress020.jpgky_ingress021.jpg (左)マップ上でこんな場面に遭遇したらリンクを繋げるチャンス(右)ポータル画面でキーの有無を確認できる
ky_ingress022.jpgky_ingress023.jpg (左)ポータル詳細画面の左下にあるLINKボタンを押すことで、リンク画面に飛べる(右)CFを構築すると、自軍の色で空間が染まるアニメーションと共に経験値をゲット
ky_ingress024.jpg 4つのCFを構築し、空間を緑に染めた

 今回は「たぬき横丁」というポータルを頂点としてリンクを繋げ、CFを構築してみた。このCFの構築はIngressの面白さを感じやすい重要なポイント。何もなかった空間が自分の手で自軍の色に染まっていくのはなかなかの快感なのだ。レベルが上がってくると敵ポータルを乗っ取ることもたやすくなるので、色々高度なCFの構築などを考えてみたり、さらに面白さが増してくる。リンクが繋がっていないポータルを見つけたらポータルキーを入手して、どんどんCFを構築してみよう。

で、お腹が空いた

 ポータルを周ってはハックを繰り返し、隙間を見つけてはリンクを貼ったりしていると、自然と目に入ってくるものがある。それは観光客が美味しそうに食べ歩きしている姿だ。浅草の楽しみと言えば仲見世通りの食べ歩き。250メートルほどの参道には食欲をそそる店舗が連なっている。もはや食欲のコントロールフィールドで包囲されているといっても過言ではない。

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 一本から買えるのが嬉しいよもぎ団子串は、よもぎの風味がきな粉を引き立たせていて安心する味。硬めのせんべいに醤油が塗られていて温かい手焼せんべいは、浅草に来た感を強調する言わばチケットのようなもの。なんだか学生時代の修学旅行を思い出してしまう懐かしい味だ。

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 中でも筆者のオススメは、もはや定番となった揚げ饅頭だ。衣はサクサク、中はふっくらしていて、温かい。甘みで抜群の美味しさ。まだ食べたことのない人は浅草に立ち寄ったらぜひ食べて欲しい。味の種類が豊富なのも嬉しい。

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ky_ingress030.jpgky_ingress031.jpg (左)メンチカツと(右)黒毛和牛カレーパン

 仲見世通りを少し外れ、伝法院通りでお店が隣り合っているのが浅草メンチのメンチカツと豊福の黒毛和牛カレーパン。高座豚と牛肉をブレンドしているという熱々のメンチは肉汁たっぷりでジューシー。何もつけなくても十二分に美味しくて夢中で頬張ってしまう。一方の黒毛和牛カレーパンは甘めでコクがあるルーがたっぷり入っていて、最後までカレーを堪能することができて満足度が高い。筆者は具がゴロゴロ入っていないカレーパンが好きなので、思わずリピートしたくなってしまったほど。

 お店が並んでいてどちらを買って食べるか非常に迷うところだが、我々はIngressで人より余計に歩いてるから大丈夫。両方食べてしまおう。

シメは牛モツ煮で

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 ポータルを求めて彷徨っていると、浅草公園本通り(別名・ホッピー通り)に出た。居酒屋が立ち並ぶここは、夜になると道路にせり出すようにテーブルが置かれ、庶民の歓楽街と化す。煮込み通りとも呼ばれるように、どのお店にも煮込みが置いてあるのが特徴で、店独自の味があるのが面白い。

 平日でもお昼過ぎから営業しているお店が多いので、気軽に入ることができる。今回は黄色い看板の鈴芳というお店にふらっと入ってみた。ビニールの仕切りをくぐって中に入ると狭い店内にテーブルとカウンター席、そして丸椅子。庶民居酒屋っぽくてすごく良い。暖房が冷えた身体にグッと来る。

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 カウンターの目の前には料理が大皿で並べられていて食欲を誘うが、まずはオススメの和風牛モツ煮を頼んでみた。食べてみると口の中で牛モツがホロホロと崩れる。臭みはまったく感じられない。和風味噌味の濃い味わいは思わずご飯が欲しくなってしまうほど。四角いこんにゃくも味がしっかり染みていて非常に美味しかった。お酒にもピッタリで、特に冬には最高かもしれない。

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 焼き物もオススメだというので、ベーシックな焼き鳥を注文。濃すぎないタレに、噛むと溢れてくる透明の肉汁と旨み。思い出すだけで唾液が出てくる。

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 目に止まったイカ丸焼きを醤油やマヨネーズ、ショウガでいただく。歯ごたえがあって満足感が高かった。今回はこれで満足したのでごちそうさま。そうそう、店内からポータルに1箇所ハック可能なので、アイテムも忘れずゲットしておこう。

居酒屋 鈴芳

台東区浅草2-5-1 営業時間(平日)12:00〜22:00(土日)9:00〜22:00 定休日・火曜


次はどこへ行こう

 食べ歩きとIngressは相性が良く、なかなか中毒性があるのでぜひエージェントの皆様もお試ししてほしい。次回以降もIngressで有名なスポット(上野あたり?)を中心に、Ingressを理由にして美味しいものを食べたいと思う。カロリーは気にしなくても大丈夫、だって歩いてるし!

(次回へ続く……)

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