年の始めはファスティング――暴飲暴食の痕跡をリセットしよう!ヘルシーライフの新常識

怒涛の宴会ラッシュだった年末年始が明け、胃が、お腹が、身体が重いっ! そんなあなたにオススメなのが「ファスティング」。ダイエットのため? いえいえ、デトックスのためです。

» 2015年01月09日 00時06分 公開
[ことばや/伊藤佳代子,ITmedia]

 最近ブームとなっているファスティング。なじみのある言葉で言えば、断食のこと。元々はヨガの用語で、古くから修行の一環として精神を鍛えるために行われてきました。それが今、病気の治療や健康促進の方法として脚光を浴びています。

 身体に溜まった「毒素」をデトックスする。それが現代のファスティングです。年末年始の暴飲暴食で溜め込んだアレやコレ、長年に渡って身体に蓄積してきた不要なモノたちを、ここでスッキリ断捨離してしまいましょう。

現代人の胃腸は毎日がオーバーワーク

 年末年始にかぎらず、現代人は普段から「食べすぎ」だと言われています。食べたものを消化して、栄養を吸収し、不要な物は排出する。そんな当たり前の身体のサイクルが困難になるほど、たくさんの食べ物を口にしているのです。しかも、手軽な外食やコンビニ弁当などには食品添加物やトランス脂肪酸が多く含まれ、それらを消化するにはより多くのエネルギーが必要です。

 つまり、現代人に胃腸は常にオーバーワーク。さらに、煙草の煙や排気ガス、化粧品や洗剤に含まれる化学物質など、食べ物以外からもさまざまな有害物質が身体の中に入ってきます。負担は増える一方で、現代社会は、内臓にとってもストレスいっぱいと言うことができるでしょう。

 あなたの毎日の食生活をちょっと思い出してみてください。暴飲暴食は年末年始だけのことですか? インスタント食品を日頃からよく食べていませんか? コンビニのおにぎりやサンドイッチで食事を済ませていませんか? 思い当たる節のある人は、きっと内臓が疲労困憊しているはず。身体に毒素を貯めこんでいる可能性大です。

ファスティングで内臓に休息を

 私たちも休みなく働き続けていれば疲れもしますし、能力も効率も落ちてきます。それは、内臓にとっても同じこと。オーバーワークの連続ではやがてパンクしてしまいます。

 ファスティング、つまり、食べ物を口にしないことで胃腸に休暇を与え、溜め込んだ不要物を一度しっかりリセットしたうえで、本来の機能を回復させてしっかり働く内臓へもどしましょう。リフレッシュした内臓は、正しく消化し、吸収し、排出できる健康な状態に戻るはずです。

 断食なんて、何日か食べなければいいだけ、と早合点してはいけません。正しい知識なしに見切り発車すると、効果がないどころか、逆効果になることも。そこで次回は、正しいファスティングのやり方についてご紹介しましょう。

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