「Nexus 7(2013)」一言レビューまとめ
Nexus 7(2013) (Google)
ASUSTeK Computerが製造し、Googleが取り扱う7型Androidタブレット。2013年登場の新モデルは、ボディを薄型軽量化しつつ、WUXGA(約323ppi)の高精細表示、ワイヤレス充電(Qi)に対応など各部を強化した。
田中宏昌 ★★★★(4.0)
万能で優等生な7型タブレット、16:10をもてあます!?
前モデルの弱点を丁寧につぶし、さらにスペックアップを実現した優等生モデル。広視野角のIPS液晶パネルは、解像度が1920×1200ドットに引き上げられ、画素密度は約216ppiから約323ppiとなった。精細な文字や映像が楽しめるだけでなく、sRGBの色域をほぼカバーする色鮮やかな表示もうれしいところだ。ワイヤレス給電(Qi)のサポートも便利だが、満充電まで6〜7時間ほどかかるのは覚えておきたい。一方で、アスペクト比16:10を持て余している印象で、さまざまなコンテンツを満喫するのであれば、同4:3のiPad miniのほうがつぶしがきくと思う。
ぽぽろっち ★★★★(4.0)
サクサク度アップして、幅が狭くなり持ちやすくなった二代目
初代Nexus 7は当時圧倒的なコストパフォーマンスで7インチタブレットを世界中に認知させた化け物でしたが、二代目はさらに動作をキビキビにして、片手で持ちやすいよう幅を詰めてきた。初代に比べると少し値段がアップしたが、圧倒的なパフォーマンス、安っぽくないデザインであることを考えると、まだまだ7インクラスの王者と言っても良い気がする。
太田百合子 ★★★★☆(4.5)
軽くて、持ちやすくて、サックサク!
旧モデルに比べると販売価格は高めに設定されているが、高解像度ディスプレイ、最新の高速CPU、500万画素のアウトカメラ搭載、LTE対応かつSIMフリー版が選べるなど、プラス要素が豊富で、コストパフォーマンスの高さは旧モデル以上!? 個人的には幅が6ミリ、薄さが1.8ミリ、重さがWi-Fi版で50グラムもコンパクトになり、片手での持ちやすさが抜群に良くなった点が、最もうれしいポイント。
布施繁樹 ★★★☆(3.5)
コンパクトでディスプレイが綺麗、Qiも便利
コンパクトになった新型Nexus 7。ディスプレイがフルHDとなったほか、視野角も広くなり、横から見ても白っぽくなくなった。カメラも搭載され、パノラマ撮影などサポートしているが画質はイマイチ。数年前のレベルなので、メモ程度に考えたい。充電にQiを利用できるので、ただ置くだけで充電できるのはやはり便利だと思う。これから買うならばオススメしたいが、映像の外部出力が日本で普及していない仕様なので、やや手間がかかる。
庄司恒雄 ★★★★☆(4.5)
価格は上がったが相変わらずハイCPの高性能7インチタブレット
解像度、動作速度がアップ、背面カメラも搭載し、本体幅のスリム化、300グラムを切る軽量化と弱点を全て克服したモデルで、欠点らしい欠点がない。旧モデルのケースなど周辺機器の互換性がない点があるが、これも専用品はいずれそろうだろうし、iPad miniと長辺サイズが同じことから一部利用することができるので大きな問題ではない。強いてあげればmicroUSBのホスト機能経由のメモリメディアがまだ対応できない点が問題といったことだろう。また今回搭載された背面カメラはGALAXY Nexusと同等機能となっており、500万画素というスペックはやや不満もあるが、これまで利用できなかったカメラアプリが活用できるようになったことで楽しさは確実にアップした。
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