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» 2015年01月14日 00時15分 UPDATE

身体を張って検証しました:「Jawbone UP24」で睡眠時も含めて一日のすべてを記録する!

前回までのNike+FuelBandに続き、今回からは同じくリストバンド型のウェアラブルデバイス「Jawbone UP24」を使い続ける。そのスペック、使い方はどんなもんだ?

[小林誠,ITmedia]

 新しい活動量計が届いた。JawboneのUP24だ。Jawbone UPシリーズはすでに実績のある活動量計。ウェアラブルデバイスに詳しい人ならピンとくる製品だろう。ただ前回までのFuelBandと比べれば知名度は落ちる。ダイエット初心者に最適なデバイスと言えるのか? 使ってみると一日着け続けても気にならないほど。睡眠の記録にまで対応し面白いことに。

ts_jawbone01.jpg 今回から使用したJawbone UP24のMサイズ。前モデルの「UP」にBluetoothのワイヤレス機能を追加し、アプリにデータを自動的に送る

UP24のスペックは? スリムでシンプルな使い勝手

 まずはJawbone UP24がどんなウェアラブルデバイスなのか確認してみよう。リストバンド型のスリムな活動量計で、一日の運動量や歩数、消費カロリーを自動的に記録する。さらに手動入力で日々の食事、気分、体重の登録も可能。この情報から海外のWebサイトの情報を基にしたアドバイスを送ってくれる。

 また大きな特長のひとつとして「睡眠」の記録機能があり、浅い睡眠、深い睡眠、途中で起きた時間を自動的に認識し記録している(ただし睡眠の記録は毎晩ボタンの長押しが必要)。これもアドバイスへの参考データとなる。

 以下が主なスペックだ。筆者がMサイズを使用したので、そのスペックを掲載している。

Jawbone UP24(M)スペック
  • 価格1万2820円
  • サイズ/外径幅76ミリ、高さ54ミリ(内径幅63ミリ、高さ40ミリ)
  • 重さ/22グラム
  • ディスプレイ/LED2種類
  • センサー/3軸加速センサー、バイブレーション
  • ボタン/1個
  • 持続時間/最大14日間(最新のファームウェアの場合)
  • 端子/2.5ミリオーディオプラグ、USB型充電キャップ(同梱)
  • 通信/Bluetooth 4.0 BTLTE
  • 生活防水

 価格についてはAmazon.co.jpで購入した場合。FuelBandが9000円弱だったことを考えると、若干高め。またバンド部分が細く、FuelBandより着けていても邪魔にならない。

ts_jawbone02.jpg 右が今回のUP24、左が前回までのFuelBand。UP24はバンド部分が細く、バンドをロックする機能がない
ts_jawbone02-b.jpg 装着したところ。今度は左がUP24、右がFuelBand

 ボタンは端に1個あるだけ。これを押すか長押しする、というシンプルな使い勝手。ディスプレイ(と言ってよいのかどうか)部分もシンプルで、LEDのマークが2つあるだけ。太陽の形をした「Awake mode」と月の形をした「Sleep mode」の表示を行う。

ts_jawbone03.jpg UP24のバンドの端にある唯一のボタン(シルバーの四角い部分)

 センサーに「バイブレーション」と表記したが、要は動いていないときや、起床時に振動してくれる。「動け!」「起きろ!」と知らせてくれるわけ。

 持続時間は最大14日間となっているが、筆者はファームウェアをアップデートしなかったので、これよりも短く、公称値で最大7日間。それでも使っていると8日目まで持ったので、十分長い。ただしFuelBandと比べ、PCに接続する機会がなく、アプリで電池の残量が分かるものの、気付かないまま電池切れを起こしたことも。

 充電方法はオーディオプラグからだが、これは2.5ミリと太いジャックになっている。筆者の場合は同梱の充電キャップをプラグに装着しPCとUSB接続を行って充電した。

ts_jawbone04.jpg USBケーブルの充電キャップをプラグ装着

 Bluetoothでスマホと接続し、専用アプリに自動的に情報が送られている。これは当たり前の機能に思えるが、旧モデルの「UP」にはなかった機能だ。

 生活防水仕様なので、シャワー程度ならOK。バンド部分を掃除したいときはアルコールベースの洗浄液を使って乾いた布などで拭き取ればよいとのこと。筆者はウェットティッシュで拭いていただけだが問題なかった。

 ただし風呂に入るときや水泳時、サウナでも外す。水に浸してはいけない(洗浄液に浸すのも×)。それ以外は睡眠時も含めて一日のほとんどを装着して過ごすことになる。

開封にひと工夫あり 日本語の説明書はどこだ〜?

 さていよいよ開封だが、パッケージの裏側上部分が開くようになっており、キレイに取り出すことが可能。中にはUP24のほか、充電用のUSBケーブル(キャップ)、説明書がある。

 この説明書が英語と中国語のみ。日本語説明がないので、最初は本当に戸惑う。だが公式サイトに日本語のサポートページがあるので、そこを確認しよう。せめてサポートページへの案内のチラシくらいあるといいのだけど。

 リストバンドの「JAWBONE」と表記されたシルバーのキャップを外すと、オーディオプラグが現れる。これに同梱のUSBケーブルを装着し、PCに接続してまずは充電。FuelBandと違い、特にPC用のソフトや専用サイトを利用することはない。

ts_jawbone05.jpg 開封後。パッケージの裏が開くようになっている
ts_jawbone06.jpg 説明書を開くと英語と中国語のみ……詳しい使い方はWebサイトで確認しよう
ts_jawbone07.jpg オーディオプラグ部分はシルバーのカバーで覆われているので外すとUSBの充電ケーブルが装着できる

腕に装着 ペアリングを開始してみると?

 では装着してみる。「利き腕ではない腕」に装着するとのこと。バンドをロックする機能はなく、バンド部分をひねるようにして腕をくぐらせて着ける。バンド部分をねじりすぎたり、大きく広げてしまうと破損するので注意。

 正直、最初は広げにくいし、こわごわと「どう着ければ?」と戸惑っていたが、指先から入れて腕で少し広がるぶんには壊れない。

ts_jawbone08.jpg UP24の装着方法。ゆっくり指先をくぐらせる。途中でバンド部分が開くが乱暴に扱わなければ問題ない
ts_jawbone09.jpg 装着した状態。外すときはバンドをひねるように。サポートページに動画で紹介されている

 サイズについては判断が難しく、若干小さいような気もした。少しだけ腕に跡がつく。しかし一日着けていても忘れてしまうほどだし、ワイシャツの袖口から出てくることもなく、袖の引っ掛かりも小さい。特に問題というほどではない。仕事中に着けていてもOKだ。

ts_jawbone10.jpg ワイシャツを着てUP24を装着したところ。袖口に収まりやすい

 なお使用前にスマホ&アプリとのペアリングがあるので、アプリを表示しメニューでUP24の検索画面へ。UP24のボタンを押すとペアリングが可能。ここでは戸惑うことはなかったが、短押しと長押しだけの操作はシンプル過ぎて、逆に機能を「オンにしたのか? オフにしたのか?」と分かりにくいこともあった。

 他に目標として、歩数を1万歩、睡眠時間を8時間に設定し、「スマートアラーム」と呼ばれる、起床時間に合わせて浅い睡眠時にバイブで起こしてくれる便利そうな機能もある。

79キロ台でウロウロ 停滞気味だが……?

 UP24を装着し続けたのは4週間だが、体重を見ると1週目の結果は79.9キロから79.2キロへと、一応減っている。一番減ったのは4日目で78.2キロ。アプリのダイエットも行っているので、2種類のダイエットを同時にしているものの、効果がだんだん小さくなっている。

ts_jawbone11.jpgts_jawbone12.jpg (左)初日の体重。80キロに近付いて焦った時期。(右)1週目最終日はとりあえず79.2キロでホッとする

 正直、もうダイエットは停滞気味である。これは食事ではなく運動中心になったことで「運動する→腹が減る→余計に食べる」という誰でも気付く(自分でも馬鹿だと思う)負の連鎖に入っていること。

 さらにFuelBandと違い、装着しても気にならないので「運動する気が起きない」というのもあるだろう。結果、中途半端な運動になっている。食事のダイエットをやめたのなら、せめて毎日しっかり運動をすればいいのだが、それができない。まあだから筆者はダイエットをする羽目になったわけだが。

 次回以降どうなってしまうのか? 実は使ってみるといろいろ気付くことも。その使い勝手や、一日をすべて記録する活動量計らしいメリットも来週紹介しよう。

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