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» 2014年12月23日 06時45分 UPDATE

「遺伝子検査」体験記:寿命も分かる? 「遺伝子検査キット」で自分の体質や疾患リスクを調べてみた(前編)

自分の先天的な体質や疾患リスクを調べられる「遺伝子検査」。以前は手軽に試せるとは言いづらかったが、近年ではずいぶんと身近な存在になってきている。

[杉本吏,ITmedia]

 自分が各種の病気にかかるリスクはどれほどか、先天的な体質にはどんな特徴があるか、美容や寿命の傾向は――。場合によっては自分の人生を左右するかもしれないこうした情報を、簡単な検査によって調べられるとしたら、あなたは試してみたいと思うだろうか。

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 ここ数年、「遺伝子検査サービス」が急速に注目を集めている。草分け的存在でもある米23andMeをはじめとして、国内外の企業がサービスを展開しており、検査にかかる費用も数年前とは比べ物にならないほど安価になった。

 そんな中で記者が今回体験したのは、ジェネシスヘルスケア社の「GeneLife NEO330 Premium」(ジーンライフ・ネオ330プレミアム/2万9800円)というサービス。同社はもともと国内で遺伝子解析を専門に行っている検査会社で、「GeneLife」は東アジア人を主な対象としており、レポートも基本的には日本語。つまり、ほぼ日本人に特化したサービスと言える。

「遺伝情報は究極の個人情報です」の文言に緊張

ts_genelife02.jpg 遺伝子検査キット「GeneLife NEO330 Premium」
ts_genelife03.jpg 内容物

 オンラインで購入後、届いたパッケージと内容物は上の写真の通り。検査キットとマニュアル類、検査申込同意書、返信用封筒が同梱されている。

 まずはマニュアルをよく読み、「検査コース」を選ぶ。選べるのは、検査項目に「がん」の疾患リスク判定を含むAコースと、糖尿病などの生活習慣病の予防に関する項目に特化したBコースだ。記者は知り合いの医師からのアドバイスなども参考にして、ここではAコースを選んだ。

ts_genelife04.jpg AコースとBコースのどちらかを選ぶ
ts_genelife05.jpg 検査内容は数百項目の多岐に渡る(写真はほんの一部)。よく読んでどちらのコースにするか考えよう

 コースを選択して検査申込同意書を書いたら、次はWebからも検査申込登録をする。新規登録ボタンから個人情報を入力し、マニュアル内に記載されている個別の検査IDも入力。登録ボタンの上に書かれている「遺伝子検査から得られる個人遺伝情報は、究極の個人情報です。(中略)注意書きをよく読み、同意の上ご登録ください。」の文言に、やや緊張する。

ts_genelife06.jpg 「遺伝学的検査申込同意書」に記入する
ts_genelife07.jpg Web登録時に同意すべき項目も大量にある。やはりどこか緊張

 登録を済ませたら、いよいよ検査用の“遺伝子情報”を採取する。とはいえやることは簡単で、ビニールに入った「採取キット」を取りだし、漏斗(ろうと)部分から少量のだ液を入れるだけ。フタを閉じると、除菌・保存の役目をする青い薬剤がチューブ内に落ち、あとはキャップをしっかりと締めて袋に入れれば完了だ。

ts_genelife08.jpg 採取方法は意外と簡単
ts_genelife08a.jpg 採取キットにだ液を入れるだけ
ts_genelife09.jpg キャップを締めて採取完了。ここからどんな結果が得られるのだろう

結果は1カ月後

 採取した試料と申込同意書を返信用封筒に入れ返送したら、あとは待つのみ。結果が出るのは約1カ月後とのことで、それまでなんとなくそわそわするような気もする。入試結果の発表を待つ受験生のような気分だが、今回は模範解答もなく自己採点もできないのだ。おとなしく待つしかない。

 ということで続編は後日公開。結果を楽しみにお待ちいただきたい(楽しめるような結果だといいのだが……!)。

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