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» 2014年12月05日 11時00分 UPDATE

ヘルシーライフの新常識:油摂りダイエットのススメ【第1回】油抜きはもう古い!

ダイエット中は油を控える。それが常識だったのは昔のこと。身体にとってなくてはならない油を上手に摂ってダイエットする。それが新常識なんです!

[ことばや/伊藤佳代子,ITmedia]

 一時期ブームとなった油抜きダイエット。その影響か、ダイエットや健康の天敵にされている油ですが、身体にとっては必要不可欠なもの。私たちの身体は60%が水でできています。体重70キロの成人男性なら、約42リットル。その大量の水を保持する役目をしているのが油です。そして、身体を構成する60兆個とも言われる細胞を覆う「細胞膜」もまた、油でできています。

 すっかり悪役にされてしまった油ですが、身体の中でとても重要な役割を担っている重要な存在なのです。

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油を抜いてはいけないこれだけの理由

 油は脂質。糖質やたんぱく質と並んで、いわゆる三大栄養素と呼ばれています。そんな脂質は、身体の中でさまざまな働きをしてくれます。まずは、身体を動かすエネルギーになること。神経組織や細胞膜、ホルモンを作る材料になること。体温を保つこと。血液成分になること。

 どうです? 油って思っているほど悪いヤツじゃない。結構、いや、かなり役立つヤツでしょ? では、ダイエットだからと油をまったく摂らなくなったとしたら、身体はどうなるでしょう?

 まず、エネルギー不足で抵抗力が弱まって病気にかかりやすくなります。そして、血液成分が減るわけですから血管がもろく切れやすくなり、脂溶性ビタミンの不足から老化が早まります。さらに、ホルモン異常を招いて、さまざまなトラブルが続発……なんて事態にもなりかねません。

 つまり、油抜きでダイエットをするなんてナンセンスということ。たしかに、脂質には1グラムあたり9kcalのカロリーがあります。だから、摂りすぎると太ると言うのは間違っているわけではありません。けれど、油をシャットアウトしてしまうのは、身体にとって決して最良の選択ではありません。

油と上手に付き合うコツがある

 本来、身体にとって必要な油がここまで悪印象を持たれてしまったのには訳があります。それは、すべての油が身体にいいわけではないという事実。残念なことに、現代社会には「悪い油」があふれています。身体を構成するものが「悪い油」だったら、健康に過ごせるはずがありません。

 大切なのは、いい油を見極めて、それと上手に付き合うこと。実は、ダイエットにも健康にも、いい油の存在は欠かせないのです。そこで次回は、絶対に避けるべき、ちまたにあふれる「悪い油」について詳しくお話していきます。

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