宅配食「美健倶楽部」は汁物がポイント? 目に見えてやせてきた……!身体を張って検証しました(2/2 ページ)

» 2014年11月20日 11時00分 公開
[小林誠,ITmedia]
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温め方がバラバラで面倒だが……アバウトでもいいや

 食事の内容は種類が豊富ではあるが、毎食「ご飯」「汁物」「主菜」「副菜(野菜の和え物・サラダ)」という1食4品の組み合わせ。まとめて1袋に入っており、さらに小分けされている。器がないので用意する必要があるが、いつもの器で問題ない。まあ食器を洗う手間はあるものの、容器がないぶんゴミのかさが増えない。

 調理で気になるのが温め方。小分けされた袋は、それぞれ温め方が違う。「ご飯」は電子レンジで2分だが、ほかは「湯せん」「流水解凍」「電子レンジ」など。温める時間も毎日違う。とくにレンジの場合、一度にまとめて温めると温め方にムラがあるので面倒くさい。

 ただこれも厳密に守っていたのは最初だけ。結局、ご飯だけをレンジで温め、主菜と汁物はおおよその時間で湯せん、流水解凍が必要な野菜の和え物も、流水ではなく湯や水に漬けて解凍、というパターンになった。

 温め過ぎたり、少し凍っていることもあったが、気になるほどではない。

1食4品が小分けで冷凍されている。ご飯のみ電子レンジが必要。他の3品は湯せんや流水解凍やレンジで。温め方は同封の栄養成分表に記載

一見、量は少ない。しかし汁物のおかげで食べた気になる

 食べ始めると、ご飯の量がとても少ない。コンビニのおにぎり1個分もない。ただ全体では意外と満足感がある。この連載をはじめて少食に慣れたというのもあるのだろうが、美健倶楽部の場合「汁物」の影響が大きいのではないか。

 そもそもこの連載で汁物が出てきたのは初。味噌汁やスープだが、カップ一杯を飲み干すと腹にたまっている感じがする。

 また主菜もこれまでのサービスでは「肉が1切れ」といったことがザラにあったが、本サービスでは3切れあったり、おかずの量は多く感じる。

 味に関しては薄味の場合が多いものの、十分美味しく食べられる。味噌汁やかき玉汁は自分で作ることがないので、ずいぶん懐かしい気がした。

 以下に今回の食事の写真(冒頭の1食を除く)を並べる。

最初の食事は「豚肉と野菜のカレー炒め」に「パセリライス」など。コンビニのおにぎり(右)と比べてみたが、おにぎりはパセリライスよりもご飯に厚みがあり量が多い。なお汁物は「青菜のミルクスープ」だがこぼしてしまい、パセリライスを浸している(美味しかったけど……)
「鶏肉の唐揚げセット」。唐揚げはしっとりしていて、揚げ物という感じは薄い。副菜は「なすのピリ辛和え」、汁物は「切干し大根と青菜の味噌汁」
「豆腐入りハンバーグの煮込みセット」では、汁物は「わかめと春雨のスープ」。副菜の「菜の花のマスタード和え」は酸っぱい味、想像していた味とかなり違ったが美味しい
「鶏肉のごまだれ焼きセット」は、ほうれん草が多め。汁物は「つまみ菜のかき玉汁」。副菜は「ひじきと豆のサラダ」、それと「麦ご飯」

連載開始1カ月経過で体重は3キロ減に! 楽しくなってきた

 この週は体重計に載るのが楽しくて仕方ない。初日から79.9キロ。ついに80キロを切った。82キロ前後で安定飛行をしていた時期とは明らかに違う。

 さらに80キロ切りは毎日続き、最終日には78.9キロ。この「食事配達サービス」を食べ続ける連載をはじめて、約3キロほど減ったことになる。もうこれは誤差ではない。

 もともと前回のあたりから食事配達サービスの少食に慣れてきたな、と実感してはいたが数字にも現れてきて、モチベーションも上がる。

(左)初日から80キロを切った。幸先良し! (右)最終日は79キロも切った。80キロを下回り続けるのは本当に久しぶりだ
グラフでも明らかに体重は下降傾向に。1カ月続ける、というのは重要かもしれない(11/9〜11/14が美健倶楽部を試していた期間)

 それと美健倶楽部が予想より早く到着したため、検証も早く終了した。そのため久しぶりに3日ほど朝食を自炊にしたのだが、普段の食事が「食べ過ぎ」と感じるほどで、食事の量について感覚が変わってきている。自分の変化が楽しくなってきた。

 そこで次回は「メディカルフードサービス」を試す。このサービス、筆者が糖尿病だと分かったときに利用したことがあり、そのときは量の少なさに挫折したもの。しかし今の私なら違う見方ができるはず。引き続き体重が減ることを期待したい。

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