iOS向けアプリ「家で5分間エクササイズ」は効果アリ……!?やせる(?)アプリ、試します

やる気が無いうえ、わがままな筆者がダイエットアプリを試し続けているが、ついに前向きな変化が。今回のアプリはトレーニング初心者にはかなり相性が良さそうだ。

» 2014年11月13日 06時45分 公開
[小林誠,ITmedia]

 前回までに3本のアプリを使い「3分では短い」「7分では長い」という結論(?)が出た。ならば最初の「デイリーワークアウト」と同じく「5分」からできるアプリは無いか。そこでAppStoreに「5分間エクササイズ」と入力すると、あっさり見つかったのが「家で5分間エクササイズ」というアプリ。果たして「5分」のエクササイズは本当にやる気が湧いて効果が実感できるのか? これがなかなか良い結果だった。

実は5分では無い! それと……「ピラティス」ってなんですか?

 まず結論から言ってしまうと「5分」のトレーニングかと思いきや違っていた。このアプリのトレーニング時間は35秒×6本で210秒=3分半なのである。休憩時間を含めて「5分」なのだ。

 だがこれがちょうどよかった。「家で5分間エクササイズ」の良い点は以下のようになる。

良い点

  • 実は3分半のエクササイズ
  • 20秒の休憩がちょうどいい
  • 耐えられるキツさ
  • 部位別選択が一応可能

悪い点

  • カウントダウンが無い
  • 終了後の記録が不正確
  • 細かく課金を設定

 とにかく「ちょうどいい」のだ。時間的にも、内容のキツさも、ほどよい負荷で、心地良い筋肉痛がある。前回「3分は短い」と書いたが、このアプリもそう変わらないはずだが、1本35秒で6本と、トレーニングの内容が変わることで気持ちも変わるようだ。もちろん若干物足りないときはあるが。

 各トレーニング間のインターバル(休憩)は20秒と長く急かされない。一週間使ってみて筆者のような低意識なダイエッターには理想のトレーニングに近いのではないか。

 なお部位別選択を"一応"としたのは「おしり&足」「腹筋」「胸筋&腕」以外のカテゴリが「脂肪燃焼」「ヨガ」「ピラティス」となっていたため。脂肪燃焼はジャンプとダンベルの運動が多く、ヨガは全身を使うし、ピラティスは寝転がりながら足を動かすことが多い。

(左)今回試したアプリ「家で5分間エクササイズ」のトップ画面。最初に性別の設定などもある。(右)ピラティスのトレーニング。初めて体験したがちょっと好きかも……

 ところで「ヨガ」はなんとなくイメージできるが、「ピラティス」というエクササイズは、この手のトレーニングにまったく興味のない筆者には、どんな内容なのか分からなかった。Wikipediaを読むと1920年代にドイツの看護師ヨーゼフ・ピラテスが開発したエクササイズで、リハビリに良いようだ。

 今回は「ピラティス」を含めて6カテゴリをすべて試したが、「ヨガ」と「ピラティス」は激しいトレーニングではないが、「身体が硬いな」「バランスが悪いな」といった、さまざまなことに気付き、ラクだけど、これがきっかけで、さらにトレーニングを追加したくなり、やる気も増す。

 また部位別のエクササイズも、辛いと感じるトレーニングが1、2種類と少なく、続けやすい。もし長くトレーニングをしたいのなら「カスタマイズ」で複数のカテゴリを組み合わせることもできる。

 最大で3カテゴリ(10分半)を連続で行ったが、汗をかくほどではなかったが、身体が温まるし、毎日どこかしら筋肉痛ができて、腹筋と力こぶは若干できた感じ。効果はある。

(左)トレーニング終了時の休憩画面。手動でトレーニングの時間を記録するのだが……。(右)結果を見ると「回数」などに変わっている。まあ記録時に回数だと思って入力すればいいんだけど

 悪い点について触れると、音声アナウンスが無いので、トレーニングの開始と終了は画面を見るか、ブザーの音だけで判断。突然始まり、突然終わる感じだ。画面内にカウントダウンの時間が表示されているが、数字が小さ過ぎる。とはいえ大した問題ではない。

 ただ困るのが各トレーニング終了後の記録で、トレーニングのできた「秒数」を手動で記録するため面倒なうえ、記録がまとめられている「結果」を見ると勝手に単位が「回数」に変わっていたりと不正確。これは終了時点で自動的に秒数を記録すればいいのではないか、と感じた。

 それにこのアプリ細かく課金の設定を用意しており、結果を確認するのも、難易度をあげるのも、トレーニングの種類を追加するのも、各100円。すべてアップグレードするのなら500円となっている。まあ痩せるなり筋肉がつけば安い買い物だが。

 筆者的にはこれを続けたいな、と思うアプリだったが、毎度のことだが次週は別のアプリとなる(泣)。

(左)初日、(右)は最終日だが、あまり変わっていない? だが筋肉痛は身体のさまざまな箇所に発生。続ければ目に見えて変化が出そうだ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2404/18/news134.jpg 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  2. /nl/articles/2404/18/news025.jpg 生後5日の赤ちゃん、7歳のお姉ちゃんから初めてミルクをもらうと…… 姉も驚きの反応がかわいい
  3. /nl/articles/2404/18/news057.jpg 9カ月の赤ちゃん、バスで外国人の女の子赤ちゃんと隣り合い…… 人生初のガールズトークに「これは通じあってますね!」「ベビ同士の会話、とろけます」
  4. /nl/articles/2404/17/news037.jpg 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  5. /nl/articles/2404/17/news034.jpg 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
  6. /nl/articles/2404/18/news155.jpg 大谷翔平選手、ハワイに約26億円の別荘を購入 真美子夫人とデコピンとで過ごすかもしれないオフシーズンの拠点に「もうすぐ我が家となる場所」
  7. /nl/articles/2404/17/news179.jpg 「ケンタッキー」新アプリに不満殺到 「酷すぎる」「改悪」の声…… 運営元「大変ご迷惑をおかけした」と謝罪
  8. /nl/articles/2404/16/news192.jpg 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
  9. /nl/articles/2404/17/news129.jpg 「ハーゲンダッツ硬すぎ!」と力を入れたら……! “目を疑う事態”になった1枚がパワー過ぎて約8万いいね
  10. /nl/articles/2404/16/news175.jpg 「そうはならんやろ」をそのまま再現!? 「ガンダムSEED FREEDOM」のズゴックを完全再現したガンプラがすごすぎる
先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」