「α7」一言レビューまとめ

» 2014年07月01日 00時00分 公開
[ITmedia]

α7 (ソニー)

 Eマウントを採用し、ミラーレス構造とすることで「世界最小」(ソニー)のサイズを実現したフルサイズ機。光学ローパスレス仕様の有効3640万画素センサーを搭載した「α7R」と、有効2430万画素センサーを搭載した「α7」をラインアップする。


園部修 ★★★★(4.0)

プロ仕様だが、手を伸ばしたくなるフルサイズのボケ味

ソニーが「誰も作らなかったカメラ」と予告していたα7は、フルサイズセンサーをEマウントのコンパクトなボディに搭載するという驚きの仕様。これにより、手軽なサイズのボディで独特なボケ味のある写真が撮れる世界が実現した。同時発売のCarl-Zeissレンズとの組み合わせはもちろん、既存のEマウントレンズでもフルサイズセンサーの魅力が楽しめるので、NEXからのステップアップも可能。写真が大好き、カメラが大好きという人は買って後悔することはないと思う。できれば開放F値の小さなレンズはいっしょに入手したい。※製品発表会でのファーストインプレッション


渡邊宏 ★★★★(4.0)

“戦略的フルサイズ”にふさわしい製品

Eマウントのフルサイズ機であり、ソニー(ミノルタ)にとって意味深い番号である「7」を名乗る製品。35ミリフルサイズセンサーを搭載しているが、標準ズーム「SEL2870」を組み合わせた状態でも、思いのほか軽く、持ち上げると意外に感じるほどだ。外観はちょっとクラシカルに過ぎる感じもするが、EVFの見えもよく、触っているうちに好感度が上がるという珍しいカメラ。フルサイズ対応Eマウントレンズの充実が鍵を握る。

※製品発表会でのファーストインプレッション


石森将文 ★★★★(4.0)

初のミラーレスフルサイズはオールドレンズ最良の母艦だった

一般的なミラーレスカメラとしては初のフルサイズ機。好事家の間ではオールドレンズをオリジナル画角で使えるプラットフォームとしての期待が高く、発売前からMFの超広角レンズを装着した際の色かぶり有無などが話題になっていた。専用のFEレンズはまだラインアップ不足のため筆者もコシナやライカのM型レンズ活用目的で購入したが、高精細なEVFに豊富なボタンおよびダイアルカスタマイズを備え操作性は上々。難点はバッテリの持ちで、約2時間・70枚のMF撮影をしたところ残量は半分に。終日の撮影なら予備バッテリは必須。再生画像拡大ボタンが押し辛いのと、ISOオート時のSS下限が設定できないのもやや不満だが、価格に対する満足感は大変高い。MFアシスト機能の使い勝手はリコーのGXR MOUNT A12に一歩譲るが、圧倒的に高精細なEVFがライバルを組み伏せる。ミノルタの名機「α-7」に思いを馳せつつROKKORを組み合わせるのも粋か。


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