「AQUOS PHONE SERIE SHL23」一言レビューまとめ

» 2014年07月01日 00時00分 公開
[ITmedia]

AQUOS PHONE SERIE SHL23 (シャープ)

 フルHDのIGZOディスプレイを搭載したハイエンド端末。握るだけでさまざまな操作ができる新UI「グリップマジック」機能を採用した。


2106bpm ★★★★(4.0)

フラッグシップと言える完成度の高いモデル

デザイン性が格段に良くなり、性能面でもフルスペックなモデル。IGZOを採用した大画面、F値1.9の明るいレンズと多機能なカメラや「グリップマジック」「エアオペレーション」といった機能も見逃せない。ガラスの強度が増したGorilla Glass 3採用や、同梱の卓上ホルダーは本体に専用ケースを装着したままセットできるなど普段使いに配慮された点もうれしい。フルセグもmicroSDカードに録画できる。


庄司恒雄 ★★★★☆(4.5)

機能のまとまりとバランスに優れる賢いスマホ

約4.8インチフルHD IGZO液晶ディスプレイ 、3000mAhバッテリー、フルセグ対応と、ハイレベルのオールインワンスマホだ。シャープのAQUOS PHONEシリーズのなかでも本体バランスの良さはトップレベルといってもいいだろう。操作面では「グリップマジック」の搭載により本体センサーが手を感知し、持つと画面表示をONにしたり、画面の回転を抑制したり、音量を抑えたりするなど、インテリジェントな操作支援を実現している。また指で画面をなぞってサスペンドから復帰するSweep ONや、持っている間は消灯しないBright Keepも「グリップマジック」と連動することで省電力性を向上させるなど、国内メーカーらしく機能をうまくまとめている。


Sho INOUE ★★★☆(3.5)

AV機能の充実はうれしいが

電池持ちで好評を博した先代で唯一物足りなかった部分が液晶解像度。SHL23ではフルHDとなり、フルセグの受信にも対応した。AV機能を重視するユーザーでも満足しうる仕様になったのがうれしいが、画面下部にタッチセンサー式で用意されるボリュームキーに関しては、使いやすいか否か意見の分かれるところだろう。また、シャープならではの“コテコテ”な通知パネルのカスタマイズも、他社のAndroidスマホに慣れた身からすると非常に異質に映ると思われる。


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